🇯🇵 西田凌佑
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西田凌佑選手は、1996年8月7日生まれ、奈良県香芝市出身のプロボクサーで、六島ボクシングジムに所属しています。元IBF世界バンタム級王者であり、入場曲にはMAN WITH A MISSIONの『Dog Days』を使用しています。
ボクシングを始めたのは王寺工業高校時代で、当時から実力を発揮し国体で優勝を果たしています。その後、近畿大学のボクシング部に所属し、卒業後は大手パンメーカーに就職しました。しかしボクシングへの思いを断ち切ることができず、2019年に六島ボクシングジムへ入門し、プロの道を歩み始めました。同年10月3日、バンコクでスーパーバンタム級としてプロデビューし、初回TKO勝利を収めています。
戦績の特徴として、デビュー後まもなくバンタム級に転向し、着実に実績を積み重ねてきた点が挙げられます。2020年には元日本バンタム級王者の大森将平と対戦し、新型コロナウイルス感染や大森の減量苦による延期を経て、判定勝ちを収めました。2021年には元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾と対戦し、判定勝利でWBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得。その後3度の防衛に成功しています。2023年にはIBF世界バンタム級6位のクリスチャン・メディナとの挑戦者決定戦を制し、世界挑戦権を獲得しました。2024年5月4日には指名挑戦者としてエマヌエル・ロドリゲスと対戦し、4回にダウンを奪う劇的な展開で判定勝ちを収め、IBF世界バンタム級王座を獲得しています。同年12月にはアヌチャイ・CPフレッシュマートを7回KOで退け初防衛に成功しました。2025年6月には中谷潤人との王座統一戦に臨みましたが、右肩脱臼により試合続行不可能となり、プロ初黒星となるTKO負けを喫し、IBF王座から陥落しています。
エピソードとしては、六島ジムからの世界王者誕生は、元WBA世界スーパーフライ級レギュラー王者の名城信男以来18年ぶり2人目という快挙であり、大阪のジムからの男子世界王者としても宮崎亮以来の誕生となりました。王座獲得直後には減量苦を理由にスーパーバンタム級転向の可能性が示唆されましたが、西田選手自身はSNSで「もう少しバンタム級でやっていきます」と発言し、当面はバンタム級を主戦場とすることを明言しました。私生活では、大学の同級生であり全日本女子選手権3連覇の経験を持つ元アマチュアボクサーの河野沙捺さんと2023年に入籍し、2024年には長女、2026年には二女が誕生しています。
現在は中谷潤人戦での負傷からの再起を経て、スーパーバンタム級に復帰しています。2026年2月には、IBF世界スーパーバンタム級4位のブライアン・メルカド・バスケスとの挑戦者決定戦をドクターストップによる負傷判定勝ちで制し、王者井上尚弥への挑戦権を獲得しました。しかし井上尚弥が指名試合を行う予定がないことから、同級2位のサム・グッドマンとの間でIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦が組まれることとなり、六島ジムが興行権の入札を制しています。2026年9月27日には那須川天心対井上拓真戦の前座として、この暫定王座決定戦が予定されており、西田選手のさらなる飛躍が期待されています。
戦歴・関連試合
| 結果 | 試合 | 階級 | 決着 | 開催日 |
|---|---|---|---|---|
| — | 西田凌佑 vs サム・グッドマン | S.バンタム級 | 試合前 | 2026年9月27日(日) |